肌や髪の乾燥を改善するためにサプリメントを活用したいけれど、どのような成分が配合されたサプリメントを選んだらよいかわからず悩んでいる方も多いでしょう。本記事では、うるおいが欲しい人におすすめのサプリメント配合成分を紹介します。
しかし前提として、サプリメントだけでは肌や髪の乾燥を改善するのは難しいという点には注意が必要です。肌や髪の悩みを改善したいなら、サプリメントを取り入れるほかに、普段の生活習慣を改善しなければなりません。
また、サプリメントは過剰に摂取したところで効果がさらに増大するわけではありません。食事習慣の改善とともに、あくまでも食事のサポートとしてうまく取り入れることが必要です。
この記事では「生活習慣の改善方法」や「うるおいが欲しい人が取り入れたいサプリ以外の成分」についても解説するので、乾燥で悩んでいる方は参考にして下さい。
乾燥肌・髪の改善はサプリメントだけでなく普段の生活習慣から
乾燥肌になってしまう原因のひとつに、肌のバリア機能の低下があります。バリア機能がきちんと働いていないと、肌内部の水分や脂質が逃げていきます。
もちろん、頭皮の乾燥も肌と同様です。頭皮が乾燥していると髪の成長が阻害され、髪質の悪化につながります。
普段の生活習慣を改善し、バリア機能の正常化に努めましょう。具体的な生活習慣の改善内容は、以下のようになります。
改善内容 |
理 由 |
バランスのよい食事を取る |
・皮膚の新陳代謝に必要な栄養をしっかりと摂取する |
睡眠をしっかり取る |
・睡眠時の皮膚の新陳代謝のサイクルを正しくする |
肌を清潔に保つ |
・皮膚を刺激する汚れを落とす |
紫外線対策をする |
・紫外線は肌の外側にある角質層にダメージを与え、バリア機能を低下させる |
適度に運動をする |
・運動をすると血液が巡り代謝が活性化する ・睡眠の質の向上につながる |
一般的に健康によいといわれていることは、肌や髪にもよい影響を与えます。サプリメントやスキンケアアイテムで悩むより先に、まずは基本的な生活習慣を見直しましょう。
うるおいが欲しい人が意識したいサプリメントの配合成分
うるおいが欲しい人で、サプリメントを取り入れようとしている場合に意識したい配合成分は以下の3つです。
- セラミド
- ビタミン類
- ヒアルロン酸
どの成分も食事から摂ることができるため、まずは以下で紹介する食材を普段の食事に取り入れることから始めましょう。3つの成分について、それぞれ詳しく紹介します。
セラミド
セラミドには、肌のバリア機能を保つ役割があります。肌や頭皮、髪の毛にとっては重要な成分です。もともと誰の肌にもありますが、年齢とともに減少してしまいます。不足するとバリア機能が低下し、外部の刺激を受けやすくなります。
セラミドが多く含まれている食材は以下のとおりです。
セラミドが多く含まれている食材 |
こんにゃく・米・小麦・そば・わかめ・ほうれん草 |
セラミドが多く含まれている食材は、食事に取り入れやすいものばかりです。ほかの栄養素とのバランスを考えながら、積極的に取り入れるとよいでしょう。
FUJIMI パーソナライズサプリメントは「乾燥しがちな方の肌のうるおい(水分)を逃がしにくくし、肌を乾燥から守る機能」が報告されているグルコシルセラミドを含む機能性表示を取得したサプリメントです。
ビタミン類
ビタミン類の多くも、肌や髪の毛と密接に関係しています。ビタミンの種類や多く含まれている食材、特徴などを知り、意識して取り入れていきましょう。
ビタミンの種類 |
特徴 |
多く含まれている食べ物 |
ビタミンA |
・皮膚や粘膜、目の機能を正常に保つ |
レバー、うなぎ、バター、卵 |
ビタミンB群 |
・皮膚や髪の毛の成長に深く関わる |
豚肉、レバー、アーモンド、ごま、まぐろ、かつお |
ビタミンC |
・コラーゲンの合成を助ける |
柑橘類、キウイ、いちご、小松菜 |
ビタミンE |
・抗酸化作用をもち、血液や細胞の健康を保つ |
ナッツ類、アボカド、大豆、イワシ |
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は、もともと体内にある保湿性の高い成分です。肌だけでなく、関節や目、動脈などカラダの各所に存在しています。しかし、ヒアルロン酸は年齢とともに減少していく傾向があり、不足すると肌の乾燥や関節痛などを起こす場合があります。
ヒアルロン酸が多く含まれている食材は以下のとおりです。
ヒアルロン酸が多く含まれている食材 |
魚の目、豚足、ふかひれ、すっぽん、うなぎ |
うるおいが欲しい人におすすめのサプリメント以外の成分
肌や髪にうるおいが欲しい場合に、普段の食事から意識して摂りたい成分はこちらです。
- たんぱく質
- 脂質
脂質はダイエットをしている方は摂取を避ける傾向があります。しかし、肌や髪の健康にとっては重要な成分です。バランスよく取り入れていきましょう。それでは、それぞれの成分を詳しく説明していきます。
たんぱく質
たんぱく質とは、肌や髪の主成分です。ほかにも内臓や筋肉、爪などもたんぱく質によって作られています。たんぱく質が不足した場合には、生命維持に関係している部分から優先的に使われます。
肌や髪の毛、爪などはカラダのなかでも優先順位が低いため、たんぱく質不足の影響を受けやすい部分です。具体的には、しわやたるみの発生、髪質の悪化、といった症状が出やすくなります。爪が割れやすくなったり、筋力が低下したりするのもたんぱく質不足の影響です。
たんぱく質が多く含まれている食材は以下のとおりです。
- 鶏ささみ
- 鶏むね肉
- 豚ひれ
- 牛もも肉
厚生労働省では、18~64歳の女性のたんぱく質推奨量を1日につき50gとしています。食事で補い切れない場合には、補助としてプロテインを取り入れるのもいいでしょう。
脂質
脂質は、ダイエットをしている方が特に敬遠する成分です。しかしダイエットをしている場合でも、肌や髪をはじめとした健康のために、適度な脂質の摂取を心がけるべきでしょう。
脂質が不足すると、肌や髪は乾燥しやすくなります。疲れやすい、風邪などを引きやすくなるといった症状も出やすくなります。
しかし、菓子類やインスタント食品などに多く含まれている「トランス脂肪酸」は、カラダにとってあまり良くない油として知られています。摂りすぎると、悪玉コレステロール値を上げたり、心臓病などのリスクを高めたりするといわれています。
脂質を摂る場合には、オリーブオイルやナッツなどに含まれる「不飽和脂肪酸」、くるみや亜麻仁油、サバやサンマなどに含まれる「必須脂肪酸」を選ぶといいでしょう。
まとめ
肌や髪の乾燥を改善し、うるおいを保ちたいなら、生活習慣の見直しが必要です。うるおいを保つための栄養成分は、普段の食事に積極的に取り入れるようにしましょう。
FUJIMI パーソナライズサプリメントは、「美の土台をつくる機能性の2粒+美容分析結果をもとに選ばれる美を引き出す3粒」で構成されたサプリメントです。
「美の土台をつくる機能性の2粒」は、腸内環境を改善しお腹の調子を整える効果が期待できる有胞子性乳酸菌と、乾燥しがちな方の肌のうるおい(水分)を逃がしにくくし、肌を乾燥から守る機能(バリア機能)を高めてくれるグルコシルセラミドを含む2粒です。
のこりの3粒は食生活・運動量・いつのもスキンケア・望む美しさ・睡眠時間などの簡単な質問に答える美容分析の結果によって、あなたに合ったサプリメントが選ばれます。
肌や髪のうるおいのために生活習慣の改善をしたうえで、サプリメントを取り入れてみたい方は、ぜひまずは美容分析からあなたにぴったりのサプリメントをチェックしてみてくださいね。
【監修者】
吉岡容子
高梨医院 院長
東京医科大学医学部医学科を卒業後、麻酔科学講座入局。麻酔科退局後、明治通りクリニック皮膚科・美容皮膚科勤務。平成24年より医療法人容紘会高梨医院皮膚科・ 美容皮膚科を開設。院長として勤務しています。
※監修医師は特定の商品を推奨しているわけではございません