《ビタミンを賢く摂取しよう》ビタミンが多く含まれている食材をご紹介

こんにちは。
FUJIMIコンシェルジュの三木でございます。

コンシェルジュとして日々ご相談をいただく中で、FUJIMIのお客様は「栄養バランスを整えたい」と思っている方が多いように感じます。どの食材をどのくらい食べるべきかが分からず、自分の食生活で栄養素が足りているのか不安に思ってしまいますよね。

そこで、まず今回は最もポピュラーな栄養素と言える『ビタミン』についてお話しします。

「ビタミンはなんとなく体によさそう」「ビタミンは野菜にたくさん含まれているはず」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回ご紹介する《ビタミンの働きやビタミンを多く含む食材》をお食事の際の参考としていただければと思います。

ビタミンってなんで必要?

まず、「そもそもなぜビタミンを摂る必要があるのか」について、ご説明します。

ビタミンは、ヒトの体の機能を正常に保つために欠かせない栄養素です。また、体内でほとんど作ることができないため、食事等で取り入れる必要があります。
栄養バランスが乱れてしまうと、ビタミンが不足してさまざまな症状を引き起こします。

ビタミン不足による症状として、厚生労働省は下記のような症状が起きてしまう可能性があるとしています。
どのような症状があらわれるかは、ビタミンの種類によって異なります。

  • ビタミンB1不足⇨脚気
  • ビタミンC不足⇨壊血病
  • ビタミンA不足⇨夜盲症
  • ビタミンD不足⇨くる病や骨軟化症

このような明らかな病気までいかなくても、ビタミンの不足によって日常的に身体の不調を来している状態を、潜在性ビタミン欠乏症と呼びます。

参考:厚生労働省e-ヘルスネット

ビタミンは、美容面でも大切な栄養素ではありますが、健康なカラダを保つためにも必要な栄養素といえますね。

代表的なビタミンのご紹介

次に代表的なビタミンをご紹介いたします。

ビタミンC

美容面で最も有名なビタミンCは、身体の酸化を防いだり、鉄分の吸収を助けたりする作用を期待できます。

また、免疫や肌とも深いかかわりがあるビタミンです。

ビタミンCを多く含む食材はこちらです。

  • 赤ピーマン
  • 黄ピーマン
  • ブロッコリー
  • キウイフルーツ
  • 柑橘系のフルーツ

野菜やフルーツに多く含まれております。
また、ビタミンCは熱に弱いとも言われてるので、なるべく調理せずに食べることをおすすめいたします。

ビタミンB1

種類がたくさんあるビタミンB群の中でも、今回はビタミンB1をご紹介いたします。

ビタミンB1はエネルギーの生成に深く関わりがある栄養素です。
ビタミンB1が不足すると、ブドウ糖から十分にエネルギーを生み出せずに、食欲不振、疲労、だるさなどが発症してしまうと言われています。

健康なカラダでいるためにも必要な栄養素といえます。

ビタミンB1は、肉類、魚類、豆類、穀類、ナッツ類などに多く含まれています。

ビタミンB1を多く含む食材はこちらです。

  • 豚肉
  • うなぎ(かば焼き)
  • レバー
  • 玄米
  • 全粒粉のパン

動物性の食べ物と植物性の食べ物の両方に豊富に含まれているので、どちらもバランスよく摂ることをおすすめいたします。

また、全粒粉のパンは栄養価が高いので、よく見る白いパンよりおすすめです。

ビタミンA

ビタミンAは、多くの食品に天然に含まれている脂溶性ビタミンです。

美容面で今注文されている「レチノール、レチナール、レチノイン酸」の総称でもあります。ビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保つと言われており、視力や免疫力との関わりが深い栄養素です。

ビタミンAを多く含む食材はこちらです。

  • レバー
  • 牛乳
  • 卵黄
  • にんじん
  • ほうれん草

ビタミンAもビタミンB1同様、動物性の食べ物と植物性の食べ物の両方に含まれているので、さまざまな食材を食べて摂取することをおすすめいたします。

レバーは特にビタミンAが多いので、栄養価の高い食事としてレバニラ炒めなどをおすすめいたします。

ビタミンD

ビタミンDは、たんぱく質の働きを活性化させることで、さまざまな作用を及ぼします。

また、ビタミンDは、骨の材料となるカルシウムやリンの吸収を促進する働きがあると言われております。なお、日光を1日15分ほど浴びると、ビタミンDを生成することができるので、食事とあわせてライフスタイルの見直しもおすすめいたします。

主に魚類に含まれており、そのほかでは肉類や卵類、乳製品やきのこ類などに含まれています。

ビタミンDを多く含む食材はこちらです。

  • しらす
  • 紅鮭
  • 全卵
  • しいたけ
  • エリンギ

ビタミンDは上記の食材に多く含まれており、野菜や果物には含まれていないことが特徴です。きのこ類はカロリーが低く、栄養価も高いので、ダイエットを検討されている方にはおすすめの食材です。

最後に

ビタミンの種類と含まれている食材をご紹介いたしましたが、いかがでしょうか。

「ビタミン=野菜」ではなく、ビタミンはさまざまな食材に含まれているので、バランスのとれた食事をとることが大切ということをお伝えできれば幸いでございます。
今後お食事に迷われた際は、今回ご紹介させていただいた食材を意識していただければと存じます。

また、このようなお食事や栄養バランスについてのご相談も、FUJIMIでは承っております。

コンシェルジュがお答えいたしますので、LINEにてお気軽にご相談くださいませ。

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