まずいプロテインはどう消費する?捨てる前に試したい割り方やアレンジレシピを紹介

ダイエットや健康を目的にプロテインを購入したものの「まずい」と感じてしまい、どう消費するか悩んでいる方は多いかもしれません。

プロテインは水で割ると粉っぽく感じるうえに、特有の風味がダイレクトに伝わりやすいですが、割り方を工夫すると美味しく飲みやすくなる場合もあります。また、プロテインは飲むだけでなく、おかずやお菓子などさまざまな料理にも活用できます。

この記事ではプロテインが「まずい」と感じて悩んでいる方に向けて、おすすめの割り方やアレンジレシピを紹介します。「プロテインを毎日飲むのが大変」「プロテインがたくさん余っている」という方は、ぜひ参考にして下さい。

プロテインが「まずい」と感じるときの対処法

プロテインは水で割って飲む方法が一般的ですが、「味が苦手」と感じる方もいると思います。そんなときには、さまざまなアレンジを楽しみながら好みの飲み方を見つけましょう。

プロテインが「まずい」と感じるときの具体的な対処法について、以下で解説します。

フレーバーを混ぜて好みの味を見つける

プロテインは、各メーカーが趣向をこらしたフレーバーがたくさん販売されています。チョコ・ココア・抹茶・ミルクティー・イチゴ・オレンジ・レモンなど、その種類はさまざまです。

毎日同じフレーバーで飽きた場合には、いくつかのプロテインを混ぜてオリジナルフレーバーを作ってみましょう。例えば、「バナナ+チョコ」や「抹茶+バニラ」など、試してみると好みのフレーバーが見つかるかもしれません。

フレーバーを混ぜることでどんな味が生まれるのか、プロテインを作る楽しみも得られるでしょう。

割り方を変えてアレンジを楽しむ

普段プロテインを水で割って飲んでいるなら、割り方を変えて飲んでみるのもおすすめです。具体的な割り方は後述しますが、プロテインは水のほか、牛乳や豆乳で割っても美味しく飲めます。

また、プロテインは飲むだけでなく、おかずやお菓子など幅広い料理にも活用できます。調味料を加えることでプロテイン自体の味を感じづらくなり、摂取しやすくなるのも利点です。

なお、プロテインを加熱すると熱変性が起こり、粉末が溶けにくくなったり固まったりする可能性がありますが、これは構造の変化によるもので栄養成分が失われるわけではありません。具体的なアレンジレシピも後述するので、ぜひそちらもチェックしてみてください。

水以外のおすすめは?3つの割り方を紹介

プロテインを水で割ると「まずい」と感じる場合は、水以外の飲み物で割って飲んでみましょう。以下の項目では、牛乳・豆乳・アーモンドミルクの3つの割り方を紹介します。

【牛乳】好相性のフレーバーが豊富!

プロテインの割り方として、水と並んで代表的なのが牛乳で割る方法です。カフェオレやイチゴ、抹茶など、好相性のフレーバーがたくさんあります。

牛乳で割るときのメリット・デメリットを以下にまとめました。

メリット

デメリット

  • 牛乳に含まれる栄養素も摂取できる
  • カラダに吸収されるスピードが緩やかになる
  • ダイエット中はカロリー過多になる可能性がある
  • あまり日持ちしない

牛乳と一緒に飲むことで、カルシウムやビタミン類といった栄養素も同時に摂取できます。牛乳には脂肪分や糖質が含まれるため、カラダに吸収されるスピードが緩やかになり、腹持ちがよくなる可能性があるところもメリットです。

一方、摂取カロリーが増えることや、牛乳は10℃以下での保存が必要かつ3日程度しか日持ちしない点がデメリットといえます。ダイエット中ならカロリーの低い低脂肪乳や無脂肪乳を選び、開封した牛乳はほかの料理にも活用するなどの工夫を行いましょう。

【豆乳】とろみがついて飲みやすい

豆乳で割る方法は、牛乳よりも脂質が抑えられるため、ダイエット中にも向いている割り方です。豆乳で割る方法のメリット・デメリットについて、以下の表にまとめました。

メリット

デメリット

  • 豆乳に含まれる栄養素も摂取できる
  • とろみがある舌触りが楽しめる
  • 未開封であれば常温保存ができる
  • 種類によってはカロリーが気になる可能性がある
  • あまり日持ちしない

牛乳と同様、ビタミン類やイソフラボンなど、豆乳に含まれる栄養素も同時に摂取できることや、とろみのある舌触りが楽しめるところがメリットです。一方、選ぶ種類によってはカロリーが増したり、あまり日持ちしなかったりするデメリットもあります。

豆乳には、無調整豆乳・調整豆乳・豆乳飲料という3つの種類がありますが、カロリーが気になる方は「無調整豆乳」を選びましょう。調整豆乳には砂糖や食塩が添加されており、豆乳飲料には果汁やフレーバーが添加されているため、カロリーが増しやすくなります。

【アーモンドミルク】低カロリーでダイエット向き

アーモンドミルクとは、主にアーモンドを加工して作られる植物性の飲料をさします。アーモンド特有の風味があり、まろやかでやさしい味わいが特徴です。

プロテインをアーモンドミルクで割るメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット

デメリット

  • ダイエット中にも向いている
  • ビタミンEや食物繊維が豊富に含まれる
  • 牛乳や豆乳よりたんぱく質量が少ない
  • アーモンドの風味が苦手な方には向いていない

アーモンドミルクは、牛乳や豆乳よりカロリーが抑えられるためダイエット中に向いている一方、たんぱく質の含有量では劣ります。また、アーモンドの風味が苦手な場合には飲みづらく感じるかもしれません。

しかし、抗酸化作用を持つビタミンEや、整腸作用のある食物繊維が豊富に含まれており、美容効果が期待できるのはアーモンドミルクならではのメリットといえます。

まずいプロテインの消費レシピ3選

プロテインの割り方を工夫しても飲み切れない場合は、料理に活用しましょう。プロテインの粉っぽさや風味を感じづらくなり、無理なく摂取しやすくなります。

以下で、おすすめのアレンジレシピを3つ紹介するので、好みのレシピが見つかったらぜひ実践してみてい。

フルーツプロテインスムージー

気軽に作れるスムージーは、料理初心者の方でもチャレンジしやすいアレンジレシピです。忙しい方や、時間が取れない朝食時にも向いています。

プロテインスムージーを作る際は、まず以下の材料を準備しましょう。

  • プロテイン:30g
  • アーモンドミルク:200mL
  • お好みのフルーツ:適量

材料を準備したら、以下の手順で調理を進めます。

  1. プロテイン・アーモンドミルクをミキサーに入れる
  2. フルーツをカットし、一部をミキサーに入れて混ぜる
  3. 好みの滑らかさになったらグラスに注ぐ
  4. カットした残りのフルーツを上に乗せて完成

生のフルーツではなく冷凍のフルーツを使っても美味しく仕上がり、より手軽に作ることができます。

プロテインパンケーキ

パンケーキは、比較的どのフレーバーともマッチしやすく、上にフルーツや生クリームを乗せるといったアレンジもしやすいため、飽きずに楽しみやすいプロテイン活用レシピです。

プロテインパンケーキを作る際は、まず以下の材料を準備しましょう。

  • プロテイン:30g
  • ホットケーキミックス:100g
  • 牛乳または豆乳:125cc
  • 卵:1個
  • 油:少量

材料を準備したら、以下の手順で調理を進めます。

  1. ボウルに牛乳(豆乳)・卵を入れてよく混ぜ合わせる
  2. 1にプロテイン・ホットケーキミックスを加え、再び混ぜ合わせる
  3. フライパンに少量の油を熱し、生地を円状に流し込み弱火で約3分程度焼く
  4. 表面にふつふつと気泡が立ったら裏返し、もう片面も焼く
  5. お皿に盛りつけ、お好みでメープルシロップやバターを乗せて完成

プロテインをパンケーキに入れると粉っぽさが感じづらくなるため、料理への活用が初めての方でも抵抗なくアレンジしやすいでしょう。

プロテインお好み焼き

主にナチュラルフレーバーのプロテインは、食事のメインにもなるお好み焼きへのアレンジもできます。プロテイン入りのお好み焼きは、がっつり食べたい昼食時や夕食時におすすめのメニューです。

プロテインお好み焼きを作る際は、まず以下の材料を準備しましょう。

  • プロテイン:30g★
  • お好み焼き粉:30g★
  • 水:40mL★
  • 千切りキャベツ:100g★
  • 卵:1個★
  • 油・ソース・マヨネーズ・鰹節・青のり:各適量

材料を準備したら、以下の手順で調理を進めます。

  1. ★の材料をすべてボウルに入れて混ぜる
  2. 油を熱したフライパンに生地を流し込み、焼き色がつくまで焼く
  3. 裏返し、もう片面も焼き色がつくまで焼く
  4. お皿に盛りつけ、お好みでソース・マヨネーズ・鰹節・青のりをかけて完成

チーズや豚肉、山芋を加えてアレンジすると、より味のバリエーションが広がって美味しく食べやすくなります。そのほか、海鮮や紅しょうがなどを加える方法もあるので、好みに応じてさまざまなアレンジを楽しみましょう。

まとめ

プロテインは水で飲む方法が一般的ですが、割り方を工夫したり料理に活用したり、自在にアレンジを楽しむこともできます。「まずい」と感じるプロテインの消費に困っているなら、ぜひ記事内で紹介したアレンジ方法を試してみて下さい。

なお、プロテインを美味しく飲み続けるためには、購入するときのフレーバー選びも重要です。

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【監修者】

北嶋佳奈

大学卒業後、飲食店勤務やフードコーディネーターアシスタントを経験し、独立。

2019年に株式会社Sunny and設立。「こころもからだもよろこぶごはん」をテーマに美容・ダイエット・健康に関する料理本の出版、雑誌でのレシピ開発やコラム執筆、ラジオ・テレビ・イベントへの出演などで活動中。

所有資格:管理栄養士